バイクや自転車のブレーキレバー整備、ラジコンの組み立て、DIY作業中に突如現れる小さな金属部品「Eリング」。いざ外そうとしても、手元にあるラジオペンチではうまく掴めず、あらぬ方向へ飛んでいってしまい途方に暮れた経験はありませんか。手元に専用のEリングプライヤーがない場合、代用品としてドライバーでEリングを外す方法は本当に有効なのでしょうか。
また、便利なEリングプライヤーは100均のダイソーで手に入るのか、Eリングの取付工具や正しい付け方、さらには精密さが求められるタミヤ製品のEリングの外し方や、便利なタミヤeリングセッターの使い方についても気になるところです。そもそもEリングの外し方で使う工具はホームセンターで探すべきか、形状が似ているスナップリングの外し方のコツとの違いも、正しく理解しておきたいポイントでしょう。

この記事では、リングの簡単な外し方はあるのか、一度変形したEリングは再利用できますか?といった基本的な疑問から、プロが実践する安全で確実な作業手順まで、Eリングの外し方に関するあらゆる情報を網羅的に、そして深く掘り下げて解説します。
- ラジオペンチでEリングを外す際の具体的な危険性と注意点
- ドライバーなど身近な工具を安全に代用するための詳細な手順とコツ
- 作業効率が格段に上がる専用工具Eリングプライヤーの種類と選び方、正しい使い方
- Eリングの紛失や変形を防ぐ安全な取り付け方と、トラブル発生時の的確な対処法
本記事の内容
eリング 外し方|ラジオペンチは危険?代用品とコツ
- リングの簡単な外し方は?
- ドライバーでEリングを外す方法は?
- Eリングプライヤーの代用になるもの
- Eリング プライヤーは100均ダイソーにある?
- 変形したEリングは再利用できますか?
リングの簡単な外し方は?
Eリングは、その形状から「E型止め輪」とも呼ばれ、シャフト(軸)に設けられた溝にはめ込むことで、部品の軸方向への移動を防ぎ、脱落を防止する極めて重要な役割を担っています。材質にはバネ鋼が使われており、その弾性を利用して溝にしっかりと固定されます。しかし、その高い固定力ゆえに、取り外しには少し知識とコツが必要です。
最も簡単で、かつ安全・確実な方法は、やはり専用工具である「Eリングプライヤー」を使用することです。この工具はEリングの形状に合わせて設計されているため、リングを変形させたり、外れた勢いでどこかへ飛ばして紛失したりするリスクを最小限に抑えることができます。
とはいえ、たまにしか使わない工具が手元にない場面も多いでしょう。その場合は、マイナスドライバーや精密ピンセットといった身近な道具で代用することになりますが、専用工具ではないため、作業には細心の注意が求められます。
Eリングは小さいながらも強いバネの力が蓄えられており、溝から外れた瞬間に「ピンッ!」という音とともに予測不能な方向へ飛んでいくことが日常茶飯事です。作業前には目を保護するゴーグルを必ず着用しましょう。また、部品全体を透明なビニール袋の中に入れたり、作業台にマグネットシートを敷いたりして作業するなど、紛失・安全対策を万全にすることが、後の捜索時間をなくすための重要なポイントです。

ドライバーでEリングを外す方法は?
Eリングプライヤーがない場合に最も一般的に試されるのが、小型のマイナスドライバーを使用する方法です。物理の「てこの原理」を巧みに応用して取り外しますが、正しい手順とコツを理解していないと、Eリングや周辺部品を傷つける原因になってしまいます。
ドライバーを使った外し方の手順
1. 安全確保と周辺環境の整備:
まず、保護メガネを着用します。Eリングが飛んでもすぐに見つけられるように、作業場所の下に色の濃い布やウエス、整備マットなどを敷いておくと格段に探しやすくなります。部品が安定しない場合は、万力などで軽く固定すると作業性が向上します。
2. 最適なドライバーを選び、先端を差し込む:
Eリングの開口部とシャフトの間にある、ごくわずかな隙間にマイナスドライバーの先端を慎重に、かつ確実に差し込みます。ここで使用するドライバーは、先端の幅が隙間にぴったり収まる薄いものが理想です。幅が広すぎると隙間に入らず、逆に小さすぎると力がうまく伝わりません。
3. てこの原理で慎重にこじる:
シャフト自体を支点として、ドライバーの柄をゆっくりとひねる、もしくは静かに持ち上げるように力を加えます。このとき、絶対に一気に力を加えてはいけません。じわっとミリ単位でリングが浮き上がるのを感じながら作業するのが最大のコツです。リングの背中側(開口部の反対側)を指で軽く押さえておくと、飛散を効果的に防げます。
4. リングを完全に引き抜く:
リングの片側が溝から完全に外れたら、そこを起点に指や精密なピンセットでしっかりと掴み、シャフトから水平に引き抜きます。最後の瞬間まで気を抜かず、リングが飛ばないように意識を集中させましょう。

注意点:ドライバーでの作業はリスクも伴う
ドライバーを使う方法は非常に手軽ですが、相応のデメリットも存在します。最も懸念されるのは、先端が滑ってシャフト本体や溝の側面を傷つけてしまうことです。ここに深い傷がつくと、新しいEリングが正しく装着できず、ガタつきや異音の原因になります。また、リングの一点に不均等な力が集中するため、Eリング自体が「へ」の字に曲がりやすく、再利用がほぼ不可能になることも少なくありません。あくまで緊急時の応急処置と考えるのが賢明です。
Eリングプライヤーの代用になるもの
マイナスドライバー以外にも、Eリングプライヤーの代用となりうる工具はいくつか存在します。それぞれの工具の特性を理解し、状況に応じて適切なものを選びましょう。
代用工具 | 特徴と注意点 |
---|---|
精密ドライバー | 先端が薄くシャープなため、ラジコンや電子機器に使われるような 小さなEリングの狭い隙間にも入りやすいです。 ただし、軸が細く強度が高くないため、 固くはまったリングや大きなリングには不向きな場合があります。 時計用の精密ドライバーセットなどが一つあると重宝します。 |
ピンセット | 先端が非常に細く、精密な作業に向いています。 特に、直径数ミリの極小サイズのEリングを扱う際に有効です。 力を加えすぎると先端が開いたりねじれたりするため、 100円ショップのものではなく、模型用や医療用など、 本体に十分な強度と剛性を持つ高精度な製品を選ぶ必要があります。 |
ピックツール | 先端がL字やフック状になっており、 リングを開口部の隙間に「引っ掛けて」外すことができます。 てこの原理よりも直接的に引き抜くイメージです。 Oリングの取り外しや、狭い場所の清掃などにも使える 汎用性の高いツールで、一つ持っておくとDIYの幅が広がります。 |
ペーパークリップや安全ピン | ラジオペンチで先端をL字に曲げるなど加工して使う、 まさに最終手段です。 工具鋼ではないため強度が著しく低く、 作業中に曲がってしまい力が伝わらないことがほとんどです。 工具や部品、そして指を傷つけるリスクが非常に高いため、 基本的には推奨されません。 |
どの代用工具を使う場合でも、成功率を劇的に上げる魔法の一手間があります。それは、作業前にEリングと溝の間に浸透潤滑剤(CRC-556など)を少量スプレーしておくことです。毛細管現象で潤滑剤が隙間の奥まで浸透し、錆や汚れによる固着が解消され、驚くほど小さな力で外せるようになります。急がば回れの精神で、ぜひ下準備をしっかり行いましょう。

Eリング プライヤーは100均ダイソーにある?
結論から言うと、2025年現在、ダイソー、セリア、キャンドゥといった主要な100円ショップで、「Eリング専用プライヤー」という名称の商品は販売されていないようです。
ただし、ダイソーの釣具コーナーには「スプリットリングプライヤー」という商品が置かれていることがあります。これは、ルアーのフック(針)を固定している「スプリットリング」という二重リングを開くための専用工具で、Eリング用ではありません。
先端の形状がEリングの開口部に入りそうに見えるため、代用できると考える方もいるかもしれません。しかし、スプリットリングプライヤーはあくまでリングを「開く」ことに特化した構造です。Eリングを安定して掴んで「押し込む」または「引き抜く」作業には全く適しておらず、無理に使用するとリングの変形や予期せぬ飛散につながるため、使用は絶対に避けるべきです。わずかな費用を惜しんだ結果、部品の破損や紛失という高くつく事態になりかねません。

変形したEリングは再利用できますか?
取り外しの際に少しでも変形してしまったEリングは、形状を整え直したとしても、絶対に再利用しないでください。これは安全に関わる非常に重要な原則です。
Eリングの材質であるバネ鋼は、一定の範囲内での変形(弾性変形)であれば元の形状に戻りますが、その限界を超えて曲げられると元の形状に戻らなくなる「塑性変形」を起こします。一度塑性変形してしまったEリングは、その「ばね」としての適切な張力(保持力)を完全に失ってしまいます。

変形したリングを再利用する具体的な危険性
見た目上は溝にはまっているように見えても、本来の固定力がありません。そのため、機械のわずかな振動や、通常の使用でかかる負荷がかかった際に突然外れてしまう危険性があります。例えば、バイクのブレーキレバーのEリングが外れれば、重大な事故に直結します。Eリングは1個数十円程度で購入できる安価な部品ですので、少しでも変形が見られたら、迷わず必ず新品に交換しましょう。様々なサイズが入ったアソートセットを購入しておくと、いざという時に安心です。
eリング 外し方|ラジオペンチより専用工具が確実
- Eリングの外し方で使う工具の種類
- Eリング プライヤーはホームセンターで入手可能
- タミヤのEリングの外し方と専用品
- タミヤeリングセッターの使い方
- Eリングの取付工具と正しい付け方
- スナップリングの外し方のコツ
- まとめ|eリングの外し方 ラジオペンチより安全に
使用する工具の種類
Eリングの着脱作業をプロフェッショナルなレベルで、安全かつ確実に行うためには、やはり専用工具の使用が最も推奨されます。一般的に「Eリングプライヤー」と呼ばれる工具があり、用途に応じて大きく分けて2つのタイプが存在します。
Eリングプライヤーの主な種類
- 取り外し・取り付け兼用タイプ:
先端にEリングを安定して保持するための特殊な溝が切ってあり、リングをしっかり掴んで引き抜いたり、押し込んだりできます。
工具メーカーのエンジニア社が販売する「PZ-01」などが有名で、これ1本で着脱両方の作業に対応できるため、DIYユーザーには非常に便利です。 - 取り付け専用タイプ(セッター/ホルダー):
Eリングを先端の凹みにはめて、そのままシャフトに押し込むための専用工具です。
「ETホルダー」とも呼ばれ、同じサイズのEリングを多数取り付ける生産ラインや、精密な作業で確実にリングを保持したい場合に絶大な効果を発揮します。

特に兼用タイプのプライヤーの中には、先端に磁石が埋め込まれているモデルもあります。これにより、取り外した小さなEリングを落とさずに確実に保持できるため、エンジンルーム内など、部品を落とすと回収が困難な場所での作業で大変役立ちます。
Eリング プライヤーはホームセンターで入手可能?
Eリングプライヤーは、専門的な工具ではありますが、比較的大きなホームセンターの工具売り場であれば、高い確率で入手可能です。一般的なペンチやプライヤーが大量に陳列されているコーナーの、少し専門的なツールがまとめられた区画を探してみてください。
もし近隣の店舗で見つからない場合や、より多くの選択肢から選びたい場合は、Amazonやモノタロウといった工具専門のネット通販を利用するのが最も確実です。様々なメーカーの製品を比較検討でき、利用者のレビューを参考にできるため、自分の用途に最適な一本をじっくりと選ぶことができます。

選ぶ際の最も重要なポイントは、対応するEリングのサイズ(呼び径)です。プライヤーには「適応リングサイズ:Φ3~4㎜」のように対応サイズが必ず明記されています。作業対象のシャフト径をノギスなどで正確に測定し、適合するサイズの工具を選びましょう。サイズが合わない工具を使うと、リングをうまく掴めず、作業効率が落ちるだけでなく、工具やリングを破損させる原因にもなります。
タミヤの専用品:Eリングセッター
ラジコンやミニ四駆、プラモデルの組み立て・メンテナンスを行う方にとって、Eリングは非常になじみ深い、しかし時に厄介な部品です。特にタミヤ製品では、サスペンションアームの軸や、ホイールアクスル、ギアボックスのシャフト固定など、様々な箇所で直径2mmや3mmといった小さなEリングが使用されています。
これらの小さなEリングを、サイズの合わないラジオペンチやドライバーで無理に外そうとすると、デリケートな樹脂パーツに深い傷をつけてしまったり、リングを部屋のどこかへ飛ばしてしまい、組み立て不能になったりするという悲しいケースが後を絶ちません。
こうしたモデラーの悩みに応えるため、タミヤからは「クラフトツールシリーズ No.32 Eリングセッター 2mm用」という専用工具が販売されています。これは、ラジコンで最も多用される内径2mmのEリングを、誰でも簡単かつ確実に取り付けるための優れたツールです。

タミヤeリングセッターの使い方
タミヤのEリングセッターは、その名の通りEリングを「セットする(取り付ける)」ために特化した専用工具です。構造上、取り外しには使用できませんが、取り付け作業のストレスと失敗を劇的に軽減してくれます。
eリングセッターの基本的な使い方
1. セッターの先端にある、Eリングの形に合わせた凹みに、Eリングをパチっとはめ込みます。
2. Eリングをはめ込んだセッターを、シャフトの溝にまっすぐ、垂直に合わせます。
3. そのまま指でセッターの後端を押し込むと、「カチッ」という心地よい感触とともに、Eリングがシャフトの溝に正確にはめ込みが完了します。
この工具の最大の利点は、指やペンチで小さなリングを直接押さえる必要がないため、滑ってリングをどこかへ飛ばしてしまう心配が一切ないことです。非常にリーズナブルな価格(定価600円程度)で入手できるため、タミヤ製品を本格的に楽しむ方は、ぜひ持っておきたいマストアイテムと言えるでしょう。
取付工具と正しい付け方
Eリングを正しく、そして安全に取り付けることは、取り外すこと以上に重要です。不適切な取り付けは、部品の早期脱落や機械の機能不全に直結するため、正しい手順を理解しておく必要があります。
取り付けには、前述のEリングプライヤー(兼用タイプ)やEリングセッターといった専用工具を使用するのがベストです。ラジオペンチで代用することも不可能ではありませんが、リングに均等な力を加えるのが難しく、リングを変形させてしまうリスクが高いため、特に重要な箇所では推奨されません。
プロは知っている!Eリングの正しい向き
あまり知られていませんが、Eリングには実は厳密な「裏表」があります。これは製造工程に由来するもので、鋼板をプレスで打ち抜いて作られるため、角がわずかに丸みを帯びた面(専門用語で「ダレ面」)と、角が鋭利に立った面(「バリ面」)が生まれます。保持されるべき部品側に丸い面が来るように、そして外側(脱落を防ぐ壁となる側)に鋭い角が来るように取り付けるのが絶対的な正解です。鋭い角が溝の壁にしっかりと食い込むことで、リングの保持力を100%発揮させることができます。
正しい取り付け手順
1. シャフトの溝をパーツクリーナーなどで丁寧に清掃し、ゴミや古いグリスを除去します。
2. 新しいEリングを用意し、前述の「向き」を確認し、プライヤーやセッターで正しく保持します。
3. Eリングの開口部をシャフトの溝に合わせ、傾かないようにまっすぐ水平に押し込みます。
4. 「カチッ」と溝にはまる明確な感触があるまで、均等に力を加えます。途中で止めると中途半端な固定状態になり危険です。
5. 取り付け後、リングが溝の底までしっかりと収まっているか、指で軽く回してみてスムーズに回転するか、ガタつきがないかを目視と触感で入念に確認します。

スナップリングの外し方のコツ
Eリングとよく似た部品に「スナップリング(Cリング、サークリップとも呼ばれる)」がありますが、これは全く別の部品であり、工具も異なります。スナップリングには、リングの両端にプライヤーの先端を差し込むための小さな穴が開いており、専用の「スナップリングプライヤー」を使って着脱します。
Eリングが軸の側面からラジアル方向に取り付けるのに対し、スナップリングは軸の先端からアキシャル方向に取り付けるのが大きな違いです。
種類 | 着脱方法 | プライヤーの動き |
---|---|---|
軸用スナップリング(外輪) | リングを広げて シャフトの溝に着脱する | グリップを握ると先端が開く |
穴用スナップリング(内輪) | リングを縮めて ハウジングの溝に着脱する | グリップを握ると先端が閉じる |
スナップリングを外す際の最大のコツは、プライヤーの先端ピンを、リングの穴に確実、かつ根元まで深く差し込むことです。差し込みが浅い状態で力を加えると、高確率で先端が穴から外れてしまい、リングが勢いよく飛んだり、指を挟んだりして非常に危険です。Eリングプライヤーでは全く代用できないため、必ず軸用・穴用の区別とサイズが合った専用工具を使用してください。
まとめ|eリングの外し方 ラジオペンチより安全に
Eリングの取り扱いについて、ラジオペンチでの代用方法の是非から、専用工具の選び方・使い方、正しい取り付け方法まで、詳細に解説しました。最後に、安全で確実な作業を行うための重要なポイントをリストでまとめます。
- Eリングをラジオペンチで外すのは変形や紛失、部品破損のリスクが高く非推奨
- 緊急時の代用工具としては、先端が薄くサイズの合ったマイナスドライバーが一般的
- ドライバーでの作業はあくまで応急処置と心得るべき
- 作業前には保護メガネの着用と、ウエスやビニール袋を使った飛散・紛失防止策が不可欠
- 長期間固着したリングには、まず浸透潤滑剤をスプレーし時間を置くのが効果的
- 一度でも変形したEリングは、ばねの力が失われているため再利用は絶対にしない
- 100円ショップのダイソーなどにはEリング専用プライヤーは販売されていない
- スプリットリングプライヤーは用途が違うため代用不可
- 安全と確実性を求めるなら、専用のEリングプライヤーを使用するのが最善の選択
- プライヤーは作業対象のシャフト径に合った「適応リングサイズ」を確認して選ぶ
- Eリングプライヤーは、工具が豊富なホームセンターやネット通販で入手可能
- タミヤのラジコンなど精密な作業には、専用のEリングセッターが非常に便利
- Eリングには製造工程で生じる「裏表」があり、正しい向きで取り付けることが重要
- 角が鋭い「バリ面」を外側に向けて取り付けると保持力が最大になる
- 取り付け後は、リングが溝にしっかり収まっているか必ず確認する
- スナップリングはEリングとは全く別の部品で、専用のスナップリングプライヤーが必要
- 工具へのわずかな投資が、時間のかかる捜索や部品の破損といった大きな損失を防ぐ