LIXILのドアを使っていると、「子どもが大きくなったから専用の鍵を持たせたい」「うっかり予備キーをなくしちゃった……」なんて理由で、LIXILの合鍵をホームセンターで作らなきゃ!と考えるタイミングって意外と多いものですよね。
最近の住宅、特にLIXILやトステムの玄関ドアは非常に防犯性能が高くなっています。だからこそ、近所のコーナンやカインズ、DCMといったホームセンターへ行けばその場ですぐに解決するのか、それとも数週間の取り寄せ納期がかかってしまうのか、判断に迷うことも多いのではないでしょうか。
さらに、合鍵作成にかかる値段も数百円で手軽に済むものから、数千円もする高価なものまで、鍵の種類によって全く異なります。
実際に依頼するとなると、自分の持っているディンプルキーが即日で作成可能なのか、それともロイヤルホームセンターなどの専門店を頼るべきなのか、事前にある程度の知識がないとお店に行ってから「できません」と断られ、二度手間になってしまいますよね。
この記事では、LIXILの合鍵に関するあらゆる情報を網羅的にまとめました。
この記事を最後まで読んでいただければ、あなたの持っている鍵が即日作れるタイプなのか、いくらくらい費用がかかるのか、そしてどこに頼むのが一番安心で確実なのかが完璧に分かりますよ。
大切な住まいの入り口を守る鍵だからこそ、失敗しないための正しい知識をしっかり身につけて、スムーズに新しい鍵を手に入れましょう!
- LIXILの鍵の種類とホームセンターでの対応可否
- コーナンやカインズなど主要店舗の値段相場
- 即日作成とメーカー取り寄せの決定的な違い
- 失敗しないための純正キーの注文方法
LIXILの合鍵をホームセンターで作成する際の知識
LIXIL(リクシル)のドアに使われている鍵って、実はLIXILが自社で製造しているわけではなく、日本を代表する専門の鍵メーカーたちが作ったOEM(相手先ブランド製造)製品なんですよ。
トステム、新日軽、東洋エクステリアといった名だたる企業が統合して生まれたLIXILだからこそ、使われている鍵の歴史や種類は驚くほど多岐にわたります。
まずは、ホームセンターのカウンターに相談に行く前に、自分の家の鍵が「どこのメーカーの、どんなレベルのものなのか」を知ることから始めましょう。
「LIXILの看板があるお店や、大きなホームセンターに行けばなんとかなるかな?」なんて思いがちですが、実はそうではないんですよね。
ホームセンターの合鍵コーナーで一番チェックされるのは、鍵の表面に刻まれた小さなロゴと、鍵そのものの形状なんです。
ここでは、まず基礎知識として、手元にあるLIXILの鍵の正体と、お店で複製できるかどうかの判断ポイントを深掘りしていきますね。

鍵の種類やディンプルキーが複製できるかチェック
LIXILの玄関ドアで最も多く採用されているのは、国内トップシェアを誇るMIWA(美和ロック)製のシリンダーです。
鍵の持ち手部分(プラスチックや金属の頭の部分)に大きく「LIXIL」や「TOSTEM」という刻印があっても、その裏側や金属部分の付け根をじっくり見てみてください。
小さく「MIWA」や「GOAL」、「SHOWA」といった文字が入っていませんか?
これこそが、合鍵作成における「真のメーカー名」になります。
特に、鍵の金属部分の表面にボツボツとした大小の小さな穴(くぼみ)が開いているディンプルキーは、防犯性能が非常に高い反面、複製にはとても高度な技術が必要になるんです。
LIXILでよく使われているディンプルキー:DNキー(PSキー)
現在のLIXIL玄関ドアの標準仕様といえば、この「DNキー(メーカー呼称:PSキー)」です。
鍵の先端が少し丸くなっていて、左右非対称に並んだ精密なくぼみが特徴ですね。お持ちの鍵がこれなら、かなり防犯性が高い証拠です。
ただ、このタイプは0.01mm単位の超高精度が求められるため、一般的なホームセンターのサービスカウンターにある簡易的な「キーマシン」では削ることができません。
もし技術のないところで無理に複製しようとすると、鍵穴の中でガリッと引っかかったり、最悪の場合は鍵が抜けなくなったりして、数万円かけてシリンダーごと交換する羽目になることもあります。
そのため、多くのホームセンターではトラブル防止の観点から「店頭での複製は不可」として、メーカー取り寄せ対応になるのが一般的ですよ。
鍵の進化と複製の歴史
なぜここまで鍵の構造が複雑になったのかというと、2000年代初頭に日本中で猛威を振るった空き巣の「ピッキング被害」が背景にあります。
それまでのギザギザした鍵(ディスクシリンダーなど)は、プロの窃盗犯にかかれば数秒で開けられてしまう弱点があったため、メーカー各社は「合鍵を簡単に作らせない、素人には絶対に開けさせない」という方向へ大きく舵を切りました。
その結果生まれたのがディンプルキーであり、今私たちがホームセンターで「これは特殊なので取り寄せになります」と言われるのは、それだけあなたのお家の安全がしっかり守られている証拠でもあるんですね。

その他のメーカー製キー:GOALやユーシン・ショウワ
MIWA製以外にも、西日本で特にシェアが高いGOAL社の「V18」や、独特な波状の溝(ウェーブ)を持つユーシン・ショウワの「WXキー」などが採用されているケースも多々あります。
これらもディンプルキーの一種であり、やはり普通のホームセンターの店頭での複製は難易度がかなり高いです。
もし自分の鍵がこれらに該当する場合、最初から腕利きの「合鍵専門店」を頼るか、ホームセンターでメーカー純正品を取り寄せ注文するほうが、結果として時間もお金も節約できる可能性が高いかなと思います。
一方で、昔ながらの左右がギザギザした鍵(ディスクシリンダーやU9など)であれば、多くのホームセンターで買い物の合間に数分で作ってもらえますよ。
コーナンやカインズでの作成値段と費用の相場
さて、実際にLIXILの合鍵をホームセンターで作るとなると、一番気になるのはやっぱり「値段」ですよね。
コーナンやカインズ、DCMといった大手チェーン店では、鍵の種類によって以下のような価格設定になっていることが多いです。
ただし、これはあくまで「一般的な目安」であり、店舗の立地や提携している業者の技術レベルによって多少の前後があることは覚えておいてくださいね。
| 鍵のタイプ | 店頭複製の値段相場 | メーカー取り寄せの 値段相場 | 作業・納期目安 |
|---|---|---|---|
| ギザギザキー(一般) | 600円〜1,100円 | 1,500円〜2,800円 | 5〜15分 |
| 標準ディンプル(DN等) | 3,300円〜5,500円 | 3,300円〜4,950円 | 20分〜 / 3週間〜 |
| 特殊ディンプル(JN等) | 作成不可が多い | 4,950円〜6,600円 | 3〜5週間 |
| ウェーブキー(WX等) | 4,400円前後 | 2,750円〜4,400円 | 専門店対応可 |
コーナンなどの店舗では、通常のギザギザした鍵であれば990円程度(税込)で作れることが多いですが、LIXIL純正同等のディンプルキーを店舗で削ってもらおうとすると、4,000円〜5,500円ほどかかることもあります。
カインズでも同様に、店頭複製なら3,300円から、取り寄せならそれ以上の価格設定になっているケースが多いですね。
面白いことに、ディンプルキーの場合は「店頭で無理やり削るよりも、メーカーから純正品を取り寄せたほうが結果的に安い」という逆転現象が起きることも珍しくありません。
これは、店頭でのディンプルキー複製には専用マシンの高額な維持費や、スタッフの高度な技術料が上乗せされるためなんですよ。

価格を抑えるためのヒント
「少しでも安く合鍵を作りたい!」という方なら、店舗独自のポイントアップデーを狙うのも賢い一つの手です。
カインズカードやコーナンアプリなどを使えば、合鍵のような高単価なサービスでもポイントがしっかり貯まってお得になります。
また、プロの職人さん向けに展開している「コーナンPRO」などでは、在庫しているブランクキー(削る前の土台となる鍵)の種類が一般店より豊富なため、ふつうのホームセンターで断られた鍵でも対応してもらえることがありますが、値段自体は大きく変わりません。
今日明日にどうしても必要!というほどの急ぎでないなら、最初からメーカー取り寄せを選んだほうが、確実かつリーズナブルな場合が多いですよ。
最近は世界的な原材料費(真鍮や洋白など)の高騰により、数年前のネット情報よりも500円〜1,000円ほど値上がりしている店舗が増えています。
正確な見積もりは、スマホで写真を撮るだけでなく、現物を持ってサービスカウンターへ行くのが一番確実です。
店頭で即日作成ができる条件と依頼時の持ち物
「今日中に遠方に住む家族に予備の鍵を渡さなきゃいけない!」といった切実な状況、生活しているとありますよね。
ホームセンターで即日作成してもらうためには、いくつかの絶対条件をクリアする必要があります。
まず一番重要で、これがないと始まらないのが、必ず「本鍵(オリジナルキー)」をお店へ持っていくことです。
街の合鍵屋さんで作った「合鍵から合鍵を作る(コピーのコピー)」作業は、わずかな誤差が何倍にも膨らんでしまうため、ほとんどの店舗でトラブル回避のために断られてしまいます。
なぜ「合鍵から合鍵」はダメなのか?
店頭の鍵を削るマシンは、元の鍵の形状をなぞって新しい鍵を削り出します。
このなぞる過程で、コンマ数ミリの誤差が必ず発生するんです。紙の書類をコピー機でコピーして、さらにそのコピー紙をもう一度コピーすると、文字がぼやけて読みにくくなりますよね?あれと同じ現象が鍵でも起きます。
1回目の複製で生まれた誤差が、2回目の複製ではさらに増幅されます。
その結果、見た目は全く同じに見えても、鍵穴内部の繊細なピンと噛み合わなくなり、「鍵が回らない」だけでなく「抜けなくなる」という致命的な故障を引き起こすんですね。
だからこそ、お店側も責任が持てないため、必ずメーカーロゴと鍵番号がしっかり刻印された「本鍵」を要求するわけです。

依頼時に必要な3種の神器
- メーカーロゴと鍵番号がある「本鍵(オリジナル)」
- (一部の鍵のみ)セキュリティカードやIDタグ
- 印鑑または身分証明書(取り寄せ注文時に必要な場合があります)
また、店舗に「その鍵に適合するブランクキー(削る前の土台)」の在庫があるかどうかも大きなポイントです。
LIXILの鍵は年代やモデルによって種類が膨大なので、全種類の土台を置いているホームセンターは稀です。
「急いで行ったのに在庫がなかった……」という悲劇を避けるために、事前に電話で「MIWAのPSという鍵の土台は置いてありますか?」と聞いておくのが、デキるDIYユーザーの賢い立ち回りですね。
ちなみに、鍵を1本も持っていない(全部なくしてしまった)状態から、「ドアの鍵穴を見て作ってほしい」という依頼は、ホームセンターでは100%不可能です。
その場合は出張の鍵屋さんを呼んで鍵穴を分解して作ってもらうか、シリンダーごと新しく交換することになります。
ロイヤルホームセンターなどの専門店テナントを活用
ホームセンターの総合サービスカウンターにいる店員さんは、普段は園芸用品や木材資材の接客、レジ打ちなどもしているマルチなスタッフさんであることが多いです。
もちろん合鍵作成の教育はしっかり受けていますが、1ミクロンの狂いも許されないディンプルキーの複製となると、「本当に大丈夫かな?」とちょっと不安を感じることもあるかもしれません。
そんな時にぜひおすすめしたいのが、ロイヤルホームセンターや大型のカインズなどの一角に入っている「プラスワン」や「ミスターミニット」、「e-工房」といった靴修理・合鍵の専門店テナントです。
専門店とサービスカウンターの決定的な違い
最大の違いはズバリ、「持っているマシンの種類」と「圧倒的な経験値」です。
専門店のスタッフは、いわば鍵職人。一日に何十本もの鍵を扱っています。そのため、持ち込まれたオリジナルキーの摩耗具合を見て、「長年使って少し削れているから、あえて少し深めに削って調整しておきますね」といった、マニュアルにはない神業のような微調整ができる場合があるんです。
また、導入しているマシンも、コンピューター制御で自動的にくぼみを計測して精密に削る「自動マシン」を置いている店舗もあり、これならLIXILの複雑なディンプルキーでも非常に高い精度で即日複製が可能になります。

困ったときの駆け込み寺
ホームセンターの一般カウンターで「これは特殊なので取り寄せですね。3週間かかります」と断られた鍵でも、専門店に持っていくと「あ、これなら20分でできますよ!」と言ってくれることも珍しくありません。
特にロイヤルホームセンターなどに入っている「プラスワン」は、住宅関連の鍵に非常に強く、LIXIL特有のウェーブキーなどにも対応できる店舗が多い傾向にあります。
少し値段が高くなることもありますが、その場で手に入るスピード感と、プロが作ってくれたという安心感は、価格以上の価値がありますね。
専門店なら、もし他店で断られても解決の糸口が見つかることが多いです。急ぎの場合は、諦める前にぜひお近くの専門店テナントに相談してみてください。
従来型のディスクシリンダーなら短時間で完了する
もし、あなたの家の鍵がディンプルキーではなく、上下にギザギザがあるタイプ(ディスクシリンダーや初期のU9など)なら、合鍵作成は驚くほど簡単で早いです。
これはホームセンターが最も得意とする「昔ながらの合鍵」だからです。
作業時間は早ければわずか3分から5分。洗剤やトイレットペーパーを買い物かごに入れている間に終わってしまいますよ。
値段も600円〜1,000円程度とリーズナブルなので、家族分だけでなく、万が一のための「予備の予備」として作っておくのもいいかもですね。
従来型キーのメリットとデメリット
最大のメリットは、何といっても「安さと圧倒的な速さ」です。どこのホームセンターでもほぼ断られることはありません。
しかし、大きなデメリットとして「防犯性能の低さ」が挙げられます。
こうしたギザギザキーは、ディンプルキーに比べるとピッキングに対する防御力が低く、プロの手にかかればあっという間に開錠されてしまいます。
警察庁の統計でも、古いタイプのシリンダーは空き巣に狙われやすいというデータが出ています。

もし「合鍵を作るついでに、うちの防犯もそろそろ強化したいな」と思ったら、古い鍵を何本も増やすのではなく、シリンダー(鍵穴)自体を最新のディンプルキーにまるごと交換することを検討してみてください。
LIXILのドアであれば、ドライバー1本あればDIYでも比較的簡単にシリンダー交換できることが多いです。
「合鍵を何本も作るコスト」と「安心感を買うコスト」を天秤にかけてみるのも、大切な家族と住まいを守るための賢い考え方だと思いますよ。
ホームセンターでLIXILの合鍵を注文する際の納期
さて、店頭での即日複製が不可能な場合や、より高いセキュリティと精度を求める場合は、必然的に「メーカー取り寄せ」になります。
これはホームセンターを窓口として、LIXILの工場や各鍵メーカー(MIWAなど)に直接「新品の鍵」を発注する方法です。
「時間はかかるけれど、絶対に間違いのないものが届く」という最大の安心感がありますが、その詳しいプロセスを知っておくと、長い待ち時間も気にならなくなりますよ。
取り寄せ注文は、言わば「合鍵の作成」ではなく「鍵の再発行」です。
店舗で削り出すコピーとは違い、メーカーの設計図に基づいた完全な新品が手に入るため、毎日使うシリンダーへの負荷も最小限で済みます。
このセクションでは、具体的な納期や、なぜ私が取り寄せを強く推奨するのかという理由を詳しく解説しますね。

メーカー取り寄せにかかる日数と配送の仕組み
メーカー取り寄せを選択した場合、手元に新しい鍵が届くまでの納期は通常2週間から4週間程度を見ておく必要があります。
「たかが鍵1本に、なんでそんなに時間がかかるの!?」と思うかもしれませんが、これには品質を守るための深い理由があるんです。
メーカーは、あなたの鍵に刻印された「鍵番号(ID)」をもとに、工場の膨大なデータベースからオリジナルの設計図を呼び出し、一から材料を精密にカットします。
その後、熟練の検査員が寸法の狂いが0.01mmもないかを厳しく確認し、さらに厳重な梱包をして出荷されるため、どうしても物理的な時間がかかってしまうんです。
納期が変動する主な理由
- 大型連休の影響:
年末年始、ゴールデンウィーク、お盆などはメーカーの工場自体が稼働を停止するため、通常納期に加えてさらに1〜2週間ほど延びることがあります。 - 発注サイクルの違い:
ホームセンターによっては、毎日メーカーへ発注するのではなく、週に1回まとめて発注する店舗があります。タイミングが悪いと数日のロスが出ます。 - 配送ルート:
メーカーから一度ホームセンターの本部や物流センターに届き、そこから各店舗へ社内便で配送されるため、直接自宅に届くわけではないのでタイムラグが発生します。

緊急で今すぐ必要なときには困りますが、工場直送の新品キーは、表面のコーティングもしっかりしていて鍵穴に入れたときの滑らかさが全然違います。
「いずれ必要になりそうだから、今のうちに2、3本まとめて注文しておき、届くまでは今ある鍵を大切に使う」という、余裕を持ったスケジュールでの行動が一番おすすめですよ。
ちなみに、ネット注文ならメーカーから直接自宅のポストに届くプランもあり、店舗受け取りよりも数日早く手に入る場合もあります。
複製の精度による故障リスクと純正キーの推奨理由
ここで、私から一つ大切なアドバイスがあります。
「店舗ですぐ作れるコピーキー」と「取り寄せの純正キー」、どっちがいいの?と聞かれたら、私は迷わず「純正キー」を推します。
理由はとてもシンプルで、鍵穴(シリンダー)へのダメージが圧倒的に少ないからです。
店頭のコピーはどれだけ腕の良い職人が削っても、どうしても0.1mm以下の単位で元の鍵との誤差が生じてしまいます。

誤差が招く悲劇:シリンダーの寿命を縮める
この「わずかなズレ」がある合鍵を毎日使い続けると、どうなると思いますか?
鍵穴内部の細密なピン(タンブラーと呼ばれる部品)が、不自然な角度で少しずつ削れていってしまうんです。
最初は「ちょっと鍵が引っかかるな」「回すのにコツがいるな」程度かもしれませんが、ある日突然、鍵が全く回らなくなったり、逆に鍵穴から抜けなくなったりします。
夜、外出先から疲れて帰ってきて、玄関の前で鍵が抜けない……想像しただけでゾッとしますよね。
精度の低いコピーキーを使い続けた結果、シリンダーが完全に故障して交換することになると、業者を呼んでの工事費込みで3万円〜5万円以上の痛い出費になることもあります。
数百円の安さや、数週間の待ち時間を惜しんで、後から数万円の大きな出費になるのは本当にもったいないですよね。
純正キーなら設計図通りの完璧な寸法で届くので、開け閉めがスムーズなのはもちろん、シリンダーの寿命も長持ちします。
家族が日常的に使うメインの鍵は絶対に「純正品」、たまにしか来ない親戚用や、緊急時の保管用は「店頭のコピー品」といった使い分けをするのが、一番賢く安全なやり方かなと思います。
楽天などのネット通販と実店舗の販売価格を比較
実は最近、ホームセンターに行かずに「ネットで合鍵を注文する」という人がすごく増えているんですよ。
楽天市場やAmazonなどに出店しているメーカー正規代理店に、「鍵番号」を伝えて注文する方法なのですが、これが意外とメリットが多いんです。
一番の魅力は、なんといっても価格の安さと、スマホ一つで完結する手軽さです。
| 比較項目 | ホームセンター (取り寄せ) | ネット代理店 (楽天等) | LIXIL公式ストア |
|---|---|---|---|
| 1本の価格 | 4,400円〜5,500円 | 2,800円〜3,800円 | 2,860円〜 |
| 送料 | 無料(店頭受取) | 数百円(無料も多い) | 一律770円 |
| 手間 | 店舗に2回行く | スマホで完結 | スマホで完結 |
| 安心感 | 対面で安心 | 評価次第 | 最高(メーカー直) |

ホームセンターは人件費や店舗の維持費がどうしても乗るため、ネットの専門ショップよりも1,000円〜1,500円ほど高くなる傾向があります。
また、ネットなら「楽天ポイント」や「Amazonポイント」なども貯まるので、実質的なコストはさらに下がりますよね。
ただ、「自宅の住所と鍵番号をセットでネット業者に教えるのは、防犯上ちょっと怖いな」という懸念もあるかと思います。
でも安心してください。多くの大手ショップは、メーカーの工場から直接、中身が見えないよう封印された状態で発送される仕組みを取り入れています。
どうしても心配なら、配送先を自宅ではなく「勤務先」や「郵便局留め」にするなどの工夫をすれば、安全かつリーズナブルに純正キーを手に入れられますよ。
鍵番号があれば公式パーツショップでも購入可能
「いくら安くても、知らないネット業者に鍵番号を教えるのはやっぱり不安……」という方に一番おすすめなのが、LIXILが直接運営している公式のパーツショップです。
ここでは、ご自宅の玄関ドアの型番や、手元にある鍵の形状から検索して、100%確実に適合する純正キーを購入できます。
公式サイトなので、個人情報漏洩のリスクや偽物の心配も一切ありませんし、万が一合わなかった場合のサポート体制もバッチリ整っています。
公式ショップで購入する際の注意点
とても安心な公式ショップですが、唯一の弱点は「送料がかかること」と「価格が定価販売であること」です。
送料が全国一律で770円ほどかかるため、鍵を1本だけ注文すると、結果的にネット代理店より割高になってしまう場合があります。
しかし、玄関まわりの他のパーツ(古くなったドアクローザーや網戸の戸車部品など)とまとめて買えば、送料も気にならなくなりますね。
また、公式ショップでは「自分のドアにどの鍵が合うか」を写真や図解付きで詳しく解説してくれているので、初心者の方には最も優しいルートだと言えます。

ついでに買っておきたい便利アイテム:鍵穴専用潤滑剤
合鍵を注文するついでに、ぜひ一緒にチェックしてほしいのが「鍵穴専用の潤滑剤」です。
鍵の抜き差しが重いな、引っかかるなと感じた時に、市販のサビ止め油や潤滑スプレー(KURE 5-56など)を鍵穴にプシュッと差すのは絶対にNGなんです!
油分が鍵穴の中でベタベタに固まり、そこに外のホコリや砂が溜まって、余計に壊れやすくなってしまうからです。(これで鍵を壊す人、本当に多いんですよ!)
公式ショップなどで売られている、速乾性でサラサラしたパウダー状の「鍵穴専用潤滑剤」を使えば、驚くほどスルスルと鍵が回るようになります。私もこれで何度も助けられました。鍵を長く使うための必需品なので、持っていない方はぜひ1本常備しておいてくださいね。
セキュリティカードが必要な登録制シリンダーの扱い
LIXILの高級ドアモデルや最新のスマートキー連動ドアには、「オーナー登録制」という非常に強固なセキュリティがかかっているものがあります。
このタイプは、鍵に刻印された番号だけを業者に伝えても、合鍵を作ることができません。
購入時(引き渡し時)に渡された「セキュリティカード」に記載された専用の暗証番号や、メーカーに登録済みの本人からの申し込みが必ず必要になるんです。
これは、例えば第三者が勝手にあなたの鍵の番号をメモして合鍵を作る……といった悪質な犯罪を完璧に防ぐための、非常に優れたシステムなんですよ。

もしセキュリティカードをなくしたら?
この登録制シリンダーの場合、ホームセンターの店頭に持っていって「すぐに削ってください」とお願いしても、100%断られます。
たとえ店内に腕利きのプロがいたとしても、ブランクキー(土台)自体がメーカーによって厳重に管理されており、一般の市場には一切流通していないからです。
もしこの大切なカードを失くしてしまった場合は、シリンダーごと新しいものに交換するか、メーカーに個別に問い合わせて「本人確認書類」などを提出し、かなり大変な手続きを経て再発行してもらう必要があります。
セキュリティが高い分、管理もしっかりしなきゃいけない……というわけですね。カードは銀行の通帳や実印と同じくらい大切に、安全な場所に保管しておきましょう!
LIXILの合鍵をホームセンターで作る方法のまとめ
さて、ここまでLIXILの合鍵事情について詳しくお話ししてきましたが、いかがでしたでしょうか。
最後にもう一度、LIXILの合鍵をホームセンターで作る際のポイントをわかりやすく整理しますね。
- ギザギザの鍵:
ホームセンターで1,100円以下、10分程度ですぐ作れる! - ディンプルキー:
店頭複製は3,000円〜5,000円。ただし精度不足のリスクあり。 - 長く安全に使うなら:
時間はかかってもメーカー取り寄せ(純正キー)が、鍵穴を傷めず一番長持ちする。 - 安さを取るなら:
楽天などのネット代理店や、安心のLIXIL公式ショップをチェック。 - 注意点:
必ず「本鍵(オリジナル)」を店舗へ持参し、合鍵からの複製は絶対に避けること。
鍵を増やすという行為は、単に「ドアを開けられるものを増やす」だけでなく、あなたのお家のセキュリティに関わる重大な判断です。
急いでいるときはホームセンター内の合鍵専門店を頼り、時間に余裕があるときは精度の高い純正品をじっくり待つ。
この使い分けが、快適で安全な住まいを長く維持するためのコツだと言えそうです。
毎日使う大切な鍵だからこそ、自分にぴったりの方法を選んでみてくださいね。
もし「自分の鍵がどれか分からない!」と迷ったときは、無理に自分で判断せず、ホームセンターのサービスカウンターに鍵を持っていって「一番いい方法はどれですか?」と相談してみるのが一番の近道ですよ。なお、防犯に関わる最終的な判断は、信頼できる鍵の専門業者さんに相談することをおすすめします。
この記事が、あなたの鍵トラブル解決のヒントになればとっても嬉しいです!